流行語の語義変化:狭まるギャル、拡がるフェチ

流行語の変遷の二類型

流行語について二回に分けて取り扱う。まずは流行語の語義の変化について。

とりわけ流行語における短期的な語義の変転となると、ある種の片極化・先鋭化が生じるか、あるいは対象の拡大・外延の膨張がおこるか、いずれかに転ぶのが通常である。簡単なことを難しく言ってしまった。要するに流行り言葉は語義が狭まるか、拡がる。

狭まった例:ギャル

語義の狭まった例としては、たとえば「ギャル」などはどうだろうか。もともと girl の転である俗語的な gal という言葉は、かつては女の子全般を指していた。沢田研二が『Oh! ギャル』(1979) と歌った頃には女の子は誰でも「ギャル」だったはずである(ちなみに沢田研二はこの歌が大嫌いだと公言している)。やや進取の気風をもった女の子を指しがちだ、といった弱い傾向はあったかも知れないが、「ギャル」はげんそく女子一般を指していたのであり、したがって「ボディコンギャル」とか「おやじギャル」とかいった具合に、特定の層を狙って名指す時には「〜ギャル」を接辞として、上にジャンルを明らかにする形容を付す必要があった。

ところがおそらく90年代「コギャル」が登場した頃に「ギャル」の一語は片極化へと進む。「ギャル」自体がそれだけである特定の層——昨今の言い方では特定のクラスター(使ってみた)に充てられるようになっていった。渋谷・原宿系とかクラブ文化(むろん部活動にあらず)などと観念連合をもつ特定のギャル層だけが独占的に「ギャル」という語を帯びることになる。かくして今日「ギャル系のメイク」「あの子はギャル系だね」などと言ったばあい自動的に、髪は茶髪・金髪・メッシュ入り、服は全般に華美で薄着で制服なら胸元は大きくはだける、日焼けを是としメイクは特殊で濃いめ、付け睫毛・ネイルアート・髪の「盛り」……だいたい上のような類型が想像されるだろう。「マジヤバくね」「超受けるんですけど」みたいな感じである。原則として派手で軽薄で馬鹿というイメージが伴う。

いや、済みません、ごめんなさい。予め謝っておいたのは、したり顔で書いてはいるが私自身はまったく現物を見ないで机上の知識(漫画で読んだ、みたいな)と想像だけで書いているからである。しかしここで問題なのは「ギャル」の実像ではなく、「ギャル」をめぐる通念、俗情そのものなのであるから「ひろく上のごとき認識(偏見)がある」という事実自体はたれも首肯されるだろう。

北千住でお団子を食べている三つ編みおさげの眼鏡の娘はどうしたって「ギャル」ではないのである。急いで言い添えるなら昨今のサブカルチャー作品においては、こちらの三つ編み眼鏡の方が実はすれていたりして(黒髪清楚、腹黒の法則)、ギャルの方が実は「意外に純なところのある良い娘」という、類型の逆転が多く見られるようになってきた。しかしこれとても、「じつは内実は逆」という作劇が容易になるほどに、ギャルの原イメージが固定されているが故の「逆転」現象とみるべきだろう。

廃パン毀釈と「女・ガール」復権

ともかくも歴史的に地味系・清楚系・黒髪系女子はギャル界から排斥された。これを一般に「御一新のギャル・非ギャル分離」と呼び、特にギャル界からの非ギャル・パンピー放逐の動きを「廃パンピー毀釈」と言う。これは全国津々浦々に起こった。嘘つけよ、というような声が聞こえてきそうだが、私は生まれてこのかた一度も嘘を吐いたことがない。信じていただいて差し支えない、少なくとも私にはなんら差し支えない。

こうしてもはや女子一般を「ギャル」と呼ぶことは出来なくなった。同語反復であるが、ギャルと呼べるのはギャルっぽいギャルだけである。こんな言い方で充分意味をなしているほどに。

「ギャル」がかくも片極化するまでは「〜に携わる女子」は「〜ギャル」と名付けられてきたのである——これは長らくたいへん造語生産性が高い連語成分であった。しかし、この命名習慣は最早通用しない。かわって女子一般を指す言葉としては「女(じょ)」と「ガール」が復権した。一昔前なら「歴史ギャル」とでも呼ばれたはずのクラスタ(末尾の棒引きを取るのがお作法か)は今なら「歴女」であり、十年も遡れば「ゆるふわナチュラル・ギャル」とでも呼ばれたはずのクラスタ(「層」とでも言っておけば足りるのか)はこんにち「森ガール」である。

ときに、なにか「クラスタ」という言葉が出てくるたびに無用な注釈に括弧を開いたりして、煩わしい・鬱陶しいとお感じの向きも多いかと思われるが、済みません、意識過剰で済みません。やっぱりこんな言葉は真顔では口に出せませんよ。もう止めよう、「クラスタ」は。

閑話休題、「クラスタ」はどうでもいいのだ、ことは女子を指す用語についてであった。「女・ガール」の復権も目覚ましいが、私の好むところの用例は「鉄子」である——つまり鉄道ファンの女子のことであるが、この簡潔さは特筆と称賛に値する。鉄道ファンの間では鉄道愛の強さのことを「鉄分」という言葉で表すことがある。この「鉄分」にも匹敵する寸鉄が鉄子にはある。ちょっと鉄含有率の高い文になってしまったな。

いずれにせよ「ギャル」の一語は、女子全般ではなく特殊層女子のみに適用される片極化・特殊化を被った。以上、これが「狭くなった例」。

拡がった例:フェチ

反対に語義が曖昧となり、外延を拡大した好例が「フェチ」である。

「フェティッシュ」というのは元来は人類学の用語で「(信仰の対象である)呪物」を意味する言葉。フェティシスム=呪物信仰の対象物のことだ。語源はポルトガル語の「fetico/fetisso フェティッソ」、原義としては「霊的、呪的な事物」の謂である。19世紀リトレの項目 fétiche を引いてみると(なにかにつけて19世紀リトレを引くのは職業病。邦家における「広辞苑によると」に相当するが、やや衒学的な挙措として仏文界でかつて流行った)時代掛かった語釈がすごい。いわく:アフリカ西岸から内陸ヌビアにかけての黒人が信仰する、事物・聖獣・樹木・石・粗削りの偶像のこと。文字通りこのとおりの記述で身も蓋もない。そうした時代である、今なら許されまい。(※以下、より一般的な「-イズム」を「-イスム」と発音・表記するのは仏語圏での習慣であり、小論ではこちらを保つ)

この原義に忠実な最も卑近な例としてはアニメ『キリクと魔女』に、魔女カラバが使役する木造の使い魔がでてくる。あれらがフェティッシュと呼ばれていた。これが原義である。

この原義が19世紀末に拡がる。フェチ拡大の第一歩があった。

仕掛け人は心理学者アルフレッド・ビネ。1887年の論文「愛におけるフェテイシスムについて」Revue philosophique 所載、において、上にみたアフリカの呪物崇拝にことよせて「肌着、靴など(本来、性的な対象でないもの)に性的魅力を感じること(wikipedia fr. : s.v.)」をフェティシスムと呼ぶことを提唱した。クラフト=エビング『性的精神病理』、フロイト『性の理論に関する三つの論文』などが追随し、今日に言う性的な意味でのフェティシスムの原形が定まる。さらに決定打はマルクス。経済学の分野で「物象化 (Versachlichung) としてのフェティシスム」、すなわち「商品というものがそれ自体として価値を持っているかのように錯誤されていく現象」を克明に描出した。これが疎外論と結びついて一大イデオロギーに結実していくことになる。面白いことにこの流れの中で「フェチ」という言葉自体が物象化していく。あたかも特殊呪術の対象たる呪物のごとくに。

かくして「フェティッシュ」は単なる呪物という意味から、非本来的な「疎外態への逸脱した信仰・崇拝・執着」へとスライドしていく。

確認しておけば、特に性的逸脱・倒錯としての「対象物=フェティッシュ」とは「本来、性的な対象でないもの」であるのが要件だった。代表例は下着と靴であるが、上述のビネの記念碑的論文で扱っていた最初の「症例」では対象物は「お母さんのナイトキャップ」であった。初めからけっこう濃いところを攻めている。

フェチ圏の拡大

いずれにしても本来は「疎外態への逸脱した執着」であったものだから、もともとの用法からすれば、胸とか尻とかいった明白な性的器官への執着は「フェチ」の名に値しなかったわけである。しかし今日では個別のパーツにことさらな執着を見せれば、身体の何処が対象であれ、それは「〜フェチ」ということで日常的な用語法になってしまった。フェチ対象の膨張(インフレーション)が起こったのである。尻フェチ、脚フェチなど、いまやふつうの物言いである。対象はあらゆる身体パーツにおよび、このあたりは私見としては「真に逸脱的」な対象とは言い難いような気もするが、鎖骨フェチ、指先フェチ、踝フェチなど微妙とされる例は枚挙に暇がない。はては深爪フェチとか歯列矯正フェチとか外反母趾フェチとかになってくる。ここまでくると「疎外態」として立論も容易かもしれない——眼鏡フェチ、体操着フェチといった原義に近い「純正フェティシスム」よりも、ことは身体部分でありながら、はるかに疎外の闇が深そうな感じがする。

こうしてフェチは際限なく分化を始める。フェチ界では安定して「由緒正しい」はずだった靴下系諸宗派を例にあげれば、始祖ストッキング・フェチからはじまって、黒派・ココア派・肌色派、網タイツ派・シーム有派・無派が血みどろの抗争を繰りひろげ、さらにはハイソックス・フェチ、ニーソ・フェチ、絶対領域原理主義、ガーターベルト・オルトドクス会、三つ折りトリニダード(三位一体)正教会、ルーズソックス復古派、というようなセクトが勃興し、ほんらいスペクトラムをもって連続していたはずのフェチ派閥が内部ゲバルトを起こして分立していく。サイハイソックス派、オーバーザニー派などの膝上系ニーソ分派、スリークォーター派やブーツソックス派などの膝下ハイソ分派などにいたっては、外部からは分派界内の小セクト間のどこに違いがあるのかさえ最早判らないが、内部では排他的に対立し合っているのである。

対立は内部でこそ苛烈となる

対立は教派内部でこそ先鋭化するという逆説がある。たとえば絶対領域原理主義の内部では、もともと同派は「大目に隠した上での僅かな露出部分」を教理の中心に据える、文字通りの微小ニッチ注目型であり、したがってその伝ではすぐれて求心力の期待される教派でありながら、厳しい内部分裂をきたした。細目の脚にぴったりとしたサイハイソックスを究極とすべしという東西派と、太ましい腿肉がソックスの上縁からこぼれ出るのを至高とすべしとする帝都派に別れて、かまびすしい教理問答と激しい相互排斥が繰り返されたのである。これを「究極対至高の大シスマ(分裂)」と呼ぶ。この両派に親子が断絶するという悲喜劇もみられたという。ほんらいは大同一致すべき原理主義の内部でありながらむしろ互いへの攻撃が熾烈を極めたのは、史上によく見られる悲劇、シスマ(教派分裂)に必ず観察される逆説である。

かくして両派はきびしく排斥し合い、一時期はトップ同士の相互破門にまで到るかと思われた、というか内々には相互破門を双方口にしていた。しかし「どちらも美味しい」という栗田ゆ……もとい蝙蝠的立場で双方の融和を画策する穏健教派の努力もあり、積年の対立は根深くいまだに相容れないものが残ってはいるが、おおむね対立は安定化しつつある。とりわけ世代交替にともなって協調が謳われるようになり、合同聖体礼儀(絶対領域オンリーイベント 2005年頃から)もたびたび見られるようになった。

とりわけ急進的だった東西派の中心的イデオローグが自らの加齢と妻帯、さらには一家での出産によって、徐々に排他的細脚教理から離脱、太ましさ弾力重視の姿勢を認めるにいたり、至高・帝都陣営の価値観を肯うようになってきたことが遠因となったと言われている(要出典)。

必然的バックラッシュ

このようなフェチのニッチ細分化の闘争は、ほんらい私的領域の解放に益するべき公共圏が大量消費社会において再封建化のプロパガンダ・エンジンに裏返っていくという歴史的背理に対する必然的なバックラッシュであり、いわば当然の帰結、ハーバーマスが『公共性の構造転換』に予言したとおりの展開である。

……いや、フェティッシュについて熱弁を振るったあまり靴下一点突破で暴走気味になったのが恥ずかしくて、ついハーバーマスなんぞを持ち出したりして誤魔化そうとしてしまいましたが、出鱈目です。いい加減なことを言ったので忘れて下さい。恥の多い生涯を送ってきました。最早、自分は、完全に……適当なことを言ってしまって、ハーバーマスにも雁屋哲にも自分は伏して謝らねばなりません。あと大宰にも。勢いあまって一人称まで「自分」になってしまった。ほんと済みません、生まれて。しかし捨てぜりふに言っておけば、『公共性の構造転換』も「究極対至高、対決」も大要は上の通りの話だったような気も……

現代フェチの諸相

気を取り直して、文体も常体に戻し客観的な記述に努めることとしよう。靴下のことなんて自分はどうでもいいし。別にぜんぜん好きじゃないし。

ともかく「フェチ」の一語は莫大な外延の拡大を見たのである。その諸相を占うには年齢制限のあるウェブサイトなどどこにでもころがっているので、それらを見ればよさそうなものだが、そうしたサイトはえてして無駄な広告ばかりでコンテンツに乏しいと人から聞いた。クリック詐欺なども多く、どこに飛ばされるか知れたものではないとも人から聞いた。なかなか希望する物件に辿り着かなかったり、羊頭狗肉なウェブサイト同士が互いにリンクし合っているばかりで、さんざんエロ見出しのたらい回しにされ、徒労感ばかりが募るのが通常であり、まったく腹立たしい。と人から聞いた。

というわけで不健全・不健康なのはこの際いっこうに構わないのだが、問題は現代フェチの諸相を占おうにも、専門サイトにあたったのでは著しく非効率だということである。つまり、その、人から聞いた限りでは。むしろ健全なサイトの方が役に立ちそうだ。たとえばウィキペディアのBDSM・フェテッシュ・ポータル(リンク)などが簡便だろう。世にはこんなに多種多様なフェチがあるのかと、その多様性にあらためてうたれる。ちなみに各国語版のなかでもドイツ語版(リンク)がとりわけ充実している……が、こういうことからなにか安易に結論を導き出してはいけない、自重したい。

語義の安定した流行語は廃れる運命

さて、今回は流行語において語義が先鋭化したり拡大したりする例として「ギャル」と「フェチ」を取り上げたわけだが、これは流行語が一過性のものでなく社会的な語彙として登録されていく時に必ず起こることなのかもしれない。つまり流行語は定着の過程で必ず「ちょっと歪められる」のである。なかには「老人力」のようにほとんど原義とは反対の含意・用法に定着してしまう極端な例もある。

反対に言えば、なんらの歪曲も許さないような、語義の揺るぎなく安定した流行語は社会化することなく、一過性のものにとどまるということか。

「超〜」とか言って、超時代遅れなんですけど〜

たとえば「程度が甚だしい」ことを表す副詞(日本語の学校文法に言う副詞)には時代によって流行り廃りがある。安定しているが表現性の低い「とても〜、すごく〜」などの語彙に代入して、さらに「甚だしさを際立たせる」ためには、まだ使い古されていないヴィヴィッドさが必要となる。その都度「新語」を投入して消尽していくという消費形態なのである。新人アイドルを使い捨てにする芸能界みたいな、生き馬の目を抜くシビアな生存競争……というより端的な盛者必衰の理がそこにある。諸行無常の響きあり。

その栄枯盛衰をかんたんに振り返ってみよう。

かつては「超〜」なんてみんな超言っていたのに、いまや超すたれた。「激〜」なんていう言い方もすでに激懐かしい、もはや見る影もなく激古くなってしまった。一種の形容矛盾が表現効果となっていた「鬼かわいい」とか「ゲロまぶ(い)」なんていう表現も、もはやゲロ時代遅れで鬼ノスタルジックな感じである。「でら〜」などは中部方言由来だろうか、全国区にでら広まったのに、そののちでら廃れた。雑誌『でらべっぴん』休刊とともに歴史の中に埋もれていった——みんな、でらお世話になっていたはずなのに冷たいものである。

名古屋弁が全国展開した例には、他に「めちゃんこ」があるが、これは鳥山明『Dr. スランプ』のヒットがめちゃんこ貢献したはずだ。この「めちゃんこ」は様々なバリエーションの形をとって定期的にリバイバルするところが興味深い。「めっちゃ」は畿内の方から関西芸人が流行をめっちゃ強化したものと思われる。すでに全国語となったと言えよう。「めっさ」は「めちゃんこ」同様に中部方言由来だろうが、こちらはめっさ新しく、若者言葉のレパートリーとして現役である。「めった」は「滅多」と観念連合があるとはいえ、直接はやはり「めっちゃ」のバリエーションとして広まったものだろう。「めがっさ」は「めっさ」と「メガ mega」の合成語だろうか、『涼宮ハルヒの動揺』で「鶴屋さん」が用いて一部業界に……これはあんまり広まらなかったか。

mega と言えば、「メガわろす」「ギガわろす」「テラわろす」など、特に 2ch における2進接頭辞系の強調表現は、当然のことながらムーアの法則にしたがって順調にインフレ中である。次の一年半の間に「ペタわろす」が主流となることが理論的に予測される。

廃れてしまうのも機能のうち

要するに「すごく」という抽象的な強意のみが機能であるから代替候補は引きも切らない。使用制約が緩いし使い勝手がよいので、ひとたび広く認知されれば爆発的に流行るのだが、語義が抽象化されている分、個別の語彙に「存続するための格別の主張点」というものがない。新語ならではの奇矯さ・目新しさが「甚だしさ」を表現する動力源になっているのだから、あるていど広まって定着を見た段階で「甚だしさ」を際立たせる「熱量」が足りなくなるのである。どうしても使い捨てになる。

こうしてみると流行語が片極化なり、語義拡大なりを経て社会に定着していく例というのは、言ってみれば「いっときの流行語」がソフト・ランディングに成功して社会化し、より広く時代の語彙項目に登録された——という希なる成功例なのかもしれない。

次回の予告——中二病

ところで本稿には続きがある。次回のテーマは流行語「中二病」である。

この言葉はげんざい絶賛領土拡張中のホットな流行語であるが……ちょっとその侵攻ぶりに興味深い点がある。「中二病」は語義の片極化と拡大とを——つまりほんらい相克するはずの両者の方向性を——同時に体現しているのである。以下、次エントリーにて。刮目して待て。

Published in: on 2013/06/11 at 11:59  コメントする  

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